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医学用語あれこれとギリシャ神話(4)

更新日:2014年02月20日

5.クモ膜下出血 (subarachnoid hemorrhage)

脳と脊髄は、硬膜、クモ膜、軟膜の3層の被膜に包まれています。硬膜と軟膜はそれぞれ、骨膜、脳と密着していますが、クモ膜はやわらかい結合組織で、その形状がクモの巣に似ていることから、こう名づけられています。その下腔に脳脊髄液が存在し、外部からの衝撃から脳を保護する等の役割を果たしていますが、このクモ膜下腔に突然出血が見られるのがクモ膜下出血です。経験したことのある友人の言によると、ハンマーで突然殴られた様な激しい頭痛におそわれたと言っていますが、多くは動脈瘤の破裂によるものであり、死にいたることもあります。

さて、このクモ膜という言葉もギリシャ神話に登場する織物の名手アラクネに由来しています。その腕前を周りからほめられ、つい慢心で、自分の作品は技芸の神アテナといえどもかなわないと言い放ち、アテナの怒りを買ってしまいます。

ちなみに、この女神アテナは、現在のアテネ地方の守護神を誰にするかで、海神ポセイドンとの争いになり、技くらべとなりますが、ポセイドンはこんこんと水の湧き出る泉をもたらしたのに対し、アテナは一本のオリーブの樹を生えさせます。泉はすでに存在するということでアテナの勝ちと認められます。その後、オリーブはギリシャ全土に広まり富と繁栄をもたらすこととなり、現在の首都アテネは彼女の名に由来します。

結局、アラクネとアテナは織物で勝負することになります。アラクネの作品はアテナに負けないくらい立派な作品でしたが、逆上した女神はそんなに織物が好きなら、いつまでも織っているがいいと言うなり、アラクネを灰色のクモに変えました。以来、アラクネはせっせと糸を吐いて、織り続けることになります。

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