更新日:2025年04月18日
2025年4月7日の午後に、4年生による臨床栄養学臨地実習報告会を行いました。
今年度に実習を予定している3年生も聴講しました。
この臨地実習は、実践活動の場で患者さんの栄養評価や判定ができるようマネジメント能力を養い
これまで学んできた専門的知識や技術を、管理栄養士として活かせるよう技能を取得させることを目的としています。
今回の臨床栄養学分野では、管理栄養士が働く医療施設で約2週間の実習をさせていただきました。
臨床栄養学実習Ⅲでは2月3日から3月28日までの期間で、合計63名の学生が各医療施設にて
実習させていただきました。間近で実際の仕事を観察できる大変よい機会です。
学生たちは、事前に施設の特徴などを調べ、臨床栄養学に関する復習をして実習に臨みました。
さまざまなチーム医療、栄養指導、栄養管理計画、給食管理、コミュニケーションの様子など
多くのことを学んできました。
報告会では、自身で学んできたことや印象的だったこと、自己課題研究のまとめなどを報告しますが、
施設先の特徴により業務内容がさまざまあるため、お互いの発表から管理栄養士としての業務をさらに理解し、
学びを深めることも目的としています。
知識ももちろん重要ですが、社会人としての行動にも多くの発見があったようでした。
3年生から質問も出ましたが、自分の経験から自身の言葉でわかりやすく返答している姿がみられ成長を感じました。
実習前には不安に思っていても、実習先の管理栄養士の先生方がとても丁寧にご指導くださり、
多くの人に助けていただきながら、多くの経験を積ませていただきました。
大学生活もあと1年、これから就職活動が本格化し、国家試験対策、ゼミ、卒業研究も始まります。
教員も一丸となって、3月には管理栄養士として活躍の場を広げていけるよう学生をサポートしていきます。
そして3年生、この1年は2つの臨地実習があり大きく成長するときです。
たくさんのことを吸収するように、知らないことを減らしていけるよう、知識の定着に向けて頑張りましょう。
また、昨年度も実習を受け入れてくださった施設の管理栄養士の皆さま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。