更新日:2025年09月19日
アート・デザイン学科の教職課程では、「教職実践演習」という授業があります。
先日、みどり市立笠懸東小学校の4年生を対象に、この授業の履修学生たちが「対話鑑賞」の授業を行いました。
参加したのは14名の学生。それぞれがファシリテーターとなり、自分たちの作品(絵画や立体作品など)を教材にして授業を進めました。
子どもたちに「何に見える?」「どんな気持ちがする?」と問いかけると、次々と自由な意見が飛び出します。
鑑賞では「友だちの考えを聞いて、自分の見方が変わった!」という場面も。
最後には作者である学生が登場し、制作の背景や表現に込めた思いを伝えました。
子どもたちにとっても「作った人の話を直接聞く」特別な体験になったようです。
今回の授業を通して学生たちは、
子どもの意見を引き出すコツ
自分の作品を授業に活かす工夫
教室でのリアルなやり取り
などを体感しました。将来先生を目指すうえで、忘れられない一歩になったはずです。
小学生の自由な発想と、学生の新鮮な挑戦が交わった今回の授業。
作品を通じて「見る」「感じる」「語り合う」楽しさをみんなで共有できました。
これからもアート・デザイン学科では、地域とつながる実習や交流を大切にしていきます!