更新日:2023年02月16日
桐生大学栄養学科では、群馬県からの依頼を受けて、「若い世代食育推進協議会」の構成員として
学生と教員が参加しています。この協議会では、大学生などの若い世代の食育を推進するために、
県内大学・専門学校等の有志の学生達が意見交換・検討を行い、食育に関する実践活動を行っています。
桐生大学ではこれまで、おっきりこみ、すいとんをテーマにした郷土料理啓発のための動画を制作してきましたが、
今年度は焼きまんじゅうの由来や作り方を紹介する動画制作にチャレンジしています。
2022年12月の試作を経て、2023年1月には構成員に就任している3年生の学生2名と有志の学生が集まり、
焼きまんじゅう作りの様子を動画に収めました。
<甘味噌だれづくり。おいしそうな香りに期待が高まります。>
焼きまんじゅうは小麦の生産が盛んな群馬県のソウルフードですが、食べたことはあるけど作ったことはない、
という人がほとんどではないでしょうか。実際には糀を使って発酵させるのですが、初めての方にも手軽に作ってもらえるよう、
イーストを使ったレシピを考え、紹介しています。
<二次発酵が終わりました!>
また、若い世代に楽しんで食べてもらえるよう、ピザ風のアレンジを考案し、動画に収めています。
<完成した焼きまんじゅう。ピザ風アレンジもおいしくできあがりました。>
参加した学生からは
「若い世代の食育推進に興味を持ち参加しましたが、実際に焼きまんじゅう作りや動画撮影を行ってみると
分からないことばかりで、自分自身学べることがありとてもいい経験になりました。」、
「今回の活動にあたって、レシピを実践しやすい形に修正したりアレンジを加えたりなど、
多くの試行錯誤を重ねて成功に繋げられたので良かったです。そして将来を担う若い世代への食文化継承の重要性を
改めて感じました。これからも出来ることを考えていきたいです。」といったコメントが聞かれました。
臨地実習を控えて忙しい3年生ですが、サウンド選びや動画の編集作業を自ら行います。
その後、群馬県でのチェックが完了すれば群馬県のYouTubeチャンネル「tsulunos」や本学HPにて動画を公開予定です。
お楽しみに!