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【栄養学科】早期体験合同実習~学生インタビュー①~

更新日:2023年10月02日

栄養学科1年生は、夏休み中に早期体験合同実習という集中実習があります。

早期体験合同実習は、広く「食」と「人間」をとらえ、多様性を理解する場として

これからの食事と未来の管理栄養士の活動を、学生自身で調べ、答えを見つけていくものとしています。

 

事前指導を重ねた後に、学外に出て情報を収集してきます。

学外の活動では、「農畜産業」、「食品加工業」、「食品流通業」、「医療」、「高齢者」、

「乳児幼児」、「障がい者」、「地域」に分かれて行います。

 

今回は、実際にこの実習に参加した、栄養学科1年生の高橋梨奈さんにインタビューした内容をご紹介します。

 

Q.高橋さんの実習施設はどこですか。

A.乳児幼児の分野で、大間々保育園に行きました。

 

Q.初めての実習でしたが、実習に臨むにあたり、どのようなことを考えていましたか。

A.私は、成長期の子どもたちの健康を栄養面から給食を通してサポートしたいという目標があるので、

自分の目標に近づくための第一歩として、そのような現場に携われることへの嬉しさがありました。

さらに、給食を食べ、笑顔になる子どもたちの様子が浮かび、とても胸が弾みました。

Q.学外の活動に出る前にはどのような対策をして臨みましたか。

A.乳幼児の食事の形態や成長、発達、食物アレルギーについて自分なりに調べてまとめました。

その後、メンバーとの情報共有を行いました。

Q.実際に実習に行ってみて、気づいたことや深く理解できたこと、意外だったことなどはありますか。

A.児童福祉施設で働く管理栄養士は、子どもたちの主体性をのばし、野菜の栽培や収穫、調理体験を通して

食に興味を持ってもらうことが何よりも大切なことであると気づきました。

また、食物アレルギーをもつ子どもが増えてきているため、会議を行ったり保護者との面談を行ったりして、

正確な情報の共有や対策は怠ってはいけないと改めて気づかされました。

 

 

Q.実習を終えた今、得たものや感じたことがあれば教えてください。

A.実習を終えて、さらに児童福祉施設で働く管理栄養士として子どもたちに携わっていきたいと強く思いました。

また、給食を通して子どもたちの健康を守り、成長をサポートしながら食に興味を持ってもらい、

食べることは大切で楽しい、ということを伝えられるよう、今後の学習に取り組んでいきたいです。

目標を達成したいという気持ちがさらに強まり、よい経験になりました。

 

Q.今後、管理栄養士を目指すにあたってどんな思いがありますか。

A.実習をきっかけに、管理栄養士になるためには、まだまだ身に付けなければならない専門知識や高度な技術が

多いと感じたため、今後の授業や臨地実習などを通して自身のスキルアップが必要であると思います。

また、幅広い年代と関わっていく上で、円滑なコミュニケーションを取ることは必要となってくるため、

様々な活動のなかで強化していくべき点であると感じました。

 

 

高橋さん、ありがとうございました!

大学に入学して、前期の授業が終了した時点の知識を持って実習を行います。

不安や緊張もあったと思いますが、終了後のインタビューではしっかりと将来を見据えて

考えることができていますね。

これからの大学生活が充実したものとなりますように、応援しています。