更新日:2025年08月04日
7月26日(土)に社会貢献活動の一環として、今年も「キッズクッキングスクール」を開催しました。今回で5回目となるこのイベントには、
桐生市・みどり市に在住の小学生親子が多数応募してくださり、抽選で選ばれた18組の親子が、楽しく学びながら調理体験を行いました。
◆保護者向け講義「成長期の食事のポイント」
保護者の皆さまには、講義室にて本学栄養学科の許斐亜紀准教授による講義を受けていただきました。
テーマは「成長期の食事のポイント」です。
小学生の食事のポイントや間食の注意点など、日常生活に役立つ内容がたくさん盛り込まれていました。
◆子どもたちの調理体験スタート!
子どもたちは保護者と別れ、調理学実習室へ移動し、栄養学科の教員と学生スタッフのサポートのもと、調理実習を行いました。
今回のメニューはこちら!
主食:丸ごとにんじんピラフ/丸ごとトマトピラフ/枝豆ととうもろこしピラフ(いずれか1種)
主菜:いわしのカレーチーズピカタ(付け合わせ:野菜のオーブン焼き)
副菜:フリフリサラダ
汁物:夏野菜のコンソメスープ
デザート:ヨーグルトミックスパフェ
調理実習の指導とデモンストレーションは、本学栄養学科の中島君恵准教授が担当しました。
子どもたちは真剣な表情で説明を聞いてくれました。
また、各班には栄養学科の学生スタッフが1名ずつ付き、優しく声をかけながら、楽しく調理が進められるようサポートしました。
初めての作業にも安心して取り組めるよう、子どもたちの様子を見ながら丁寧にフォローしてくれました。
★いわしの手開きに挑戦!
調理前に「家で魚をさばいたことある?」と質問すると、手を挙げた子は少なく、ほとんどが初めての体験でした。
そのような中、主菜の「いわしのカレーチーズピカタ」では、1人1尾ずついわしを手開きしました。
最初は戸惑いながらも、学生スタッフのサポートを受けて一生懸命チャレンジ!
みなさんとても上手にできました!
★試食&デザートづくり
調理の合間には、保護者の方にもデザートづくりを体験していただきました。
ヨーグルトと果物を自由に盛り付けて、オリジナルヨーグルトミックスパフェを完成させました。
試食タイムでは、「いわしをさばくのが楽しかった」「今日のメニューを家でも作ってみたい!」といった嬉しい声がたくさん聞かれました。
子どもたちが、日頃の感謝の気持ちを込めてメッセージカードを作成し、保護者の方々に手渡しました。
心のこもった言葉に、保護者の皆さんもとても喜ばれていました。
親子で一緒に食べる時間も、温かく笑顔があふれるひとときとなりました。
今回もたくさんのご応募・ご参加ありがとうございました。
キッズクッキングスクールを通して、子どもたちが食や栄養に興味を持ち、家庭でも楽しく料理に取り組むきっかけになれば嬉しいです。
本学栄養学科では、より多くの方にご参加いただけるよう、今後も継続的にキッズクッキングスクールを開催していく予定です。
地域の皆さまとともに、食の楽しさや大切さを学べる場を、今後も広げていきたいと考えています。