更新日:2025年08月07日
令和7年8月1日、これから学外で行う「臨地実習」を目前に、実習に対する意識をさらに高めるため、
「管理栄養士セレモニー」が執り行われました。
桐生大学栄養学科では、3年生の前期授業終了後、8月中旬からは給食経営管理論、令和8年の2月からは臨床栄養学、
4年生の8月以降には公衆栄養学の臨地実習が予定されています。
臨地実習は、実践活動の場で課題を見つけ、解決することを通して、管理栄養士として必要とされる専門的知識や
大学の学びで得た技術を合わせ、将来の管理栄養士として備えるべき知識や技能を修得することが目的です。
管理栄養士になるために、重要な実習です。
実習生は身だしなみを整え背筋を伸ばし、厳粛な雰囲気の中、開会されました。
まず、山﨑学長より、セレモニー開会のお祝いのお言葉をいただきました。
お言葉の中では、「3年生は4年間の大学生活の中のひとつの区切りとして大事な時期であり、
1年後には国家試験に向けての勉強もはじまります。臨地実習では、将来指導する立場になることを認識し、
立派な社会人となるステップとして、ぜひとも頑張ってきてください。」と背中を押してくださいました。
次に、煙山学部長より、ご挨拶いただきました。
ご自身の体験を通して、学生の間に現場で経験すること、社会の先輩方に指導していただくことがいかに貴重で重要な機会であるか
お話しいただき、最後に「よい経験ができるようしっかりと頑張ってください。」とお言葉をいただきました。
「実習生誓いの言葉」の代表は、飯塚さんです。
「実習生を受け入れてくださる施設の方々に感謝します。責任を持って行動し、実りある実習にします」と、
決意を胸に、力強い言葉で宣言していました。
記念品贈呈の実習生代表は、飯島さんです。
記念品は大学名入りのトートバッグです。
A4サイズも入るポケット付きのバッグは、携行品の多い臨地実習の際にもきっと大活躍することでしょう。
次に、石井学科長より、励ましの言葉をいただきました。
「実習でお世話になる管理栄養士の先生をはじめ、関係職員の皆様に協力していただいてることを認識して、
緊張感を持ち、しっかりと準備をして実習に臨んでください。また、暑いので体調を崩さないよう留意してください」とお話がありました。
最後は、4年生の先輩方からのメッセージ動画です。
4年生は、自分の経験や実習を通して得られた学びをわかりやすく伝えてくれました。
経験者からの激励の言葉を、3年生は頷きながら心に刻んでいる様子でした。
4年生のみなさん、国家試験に向けた勉強で忙しい中、あたたかいメッセージをありがとうございました。
セレモニーは、実習生が改めて気持ちを引き締める機会となりました。
今回いただいたお言葉は、実習中に緊張や不安を感じた際、強い励みになることと思います。
セレモニー終了後は、記念撮影をおこないました。
少し緊張も混じっていますが、みなさん素敵な笑顔です。
緊張や不安もあると思いますが、臨地実習は、これまで講義や実習等で学習したことを
実地に体験学習できる大変貴重な場ですので、様々なことに積極的にチャレンジしてください。
実習での頑張りは、今後の国家試験勉強や就職活動、また社会に出た際のみなさんの糧になることと思います。
みなさんが成長して帰ってくるのを心待ちにしています。
最後になりますが、ご多忙にも関わらず実習生を受け入れてくださる施設の皆様に、感謝申し上げます。