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【栄養学科】授業紹介「調理学実習Ⅰ」

更新日:2025年08月22日

こんにちは。
本日は1年生の「調理学実習Ⅰ」の授業の様子をご紹介します。

今回の調理学実習Ⅰでは、「冷麦、天ぷら、イカときゅうりの酢の物、おはぎ(小豆あん、ずんだあん)」を献立に、
和食の基本的な調理方法に加えて、行事食や郷土料理についても学びました。

まずは調理の基礎として、野菜の切り方を学びました。
きゅうりは板ずりをしてから、サッと湯通しし、小口切りにしました。
それぞれの作業の意味や効果についても理解を深めることができました。
また、にんじんでは、短冊切りと色紙切りを行い、調理の現場で頻繁に使われる
基本的な切り方を習得しました。
 

 

班員全員が基礎実習を終えた後、献立実習に取り組みました。
今回は、冷麦を食材料に使用し、食材に適した茹で方や食材の重量変化率について学ぶとともに、
衣をつけて揚げる天ぷらの調理法について、衣の種類や揚げる技術の習得を目的に、丁寧に調理を行いました。
天ぷらは、食材ごとに適した温度で揚げるように調整し、見た目にも美しい仕上がりとなるように心がけました。

また、おはぎは小豆あんとずんだあんの2種類を作成しました。
ずんだは宮城県の郷土料理であり、生の枝豆を使用して、塩茹で後に一粒ずつ丁寧に豆を取り出すところから作業を行いました。
これらの実習を通して、「おはぎ」といった行事食や郷土料理についても、学生たちはより深く理解することができたようです。

調理学実習Ⅰでは、野菜の切り方をはじめ、茹でる・煮る・焼く・蒸す・揚げるといった、
基礎的な調理方法を実際に体験しながら学びました。
さらに、米の水加減や調味料の濃さなど、調理に必要な計算や理論についても理解を深めました。

学生たちは次回のテストで、これまでの学びと努力の成果を十分に発揮できるよう臨みます。