更新日：2025年12月03日
11月29日（土）に社会貢献活動の一環として「キッズクッキングスクール」を開催しました。
今回で６回目となるこのイベントにも、桐生市・みどり市にお住まいの多数の小学生親子の方々からご応募いただき、
その中から抽選で選ばれた18組の親子が参加しました。
◆子どもたちの調理体験スタート！
イベントは、子どもと保護者が分かれて始まりました。
子どもたちは調理学実習室へ移動し、調理体験をスタートしました。
調理実習の指導とデモンストレーションは、本学栄養学科の中島君恵准教授が、
調理科学の視点を交えながら、楽しく学べる実習を進めました。
今回のメニューは、手作りピザ、ホエイコンソメスープ、クラッシュキウイゼリーでした。
ピザはトッピングだけでなく、トマトソースやモッツァレラチーズも手作りしました。
牛乳に酢を加えてチーズができる瞬間は、子どもたちにとって不思議で楽しい体験だったようです。
さらに、チーズを作る過程で出るホエイをスープやゼリーに活用することで、食材を無駄なく使う工夫も学びました。
保護者が作ったピザ生地をのばし、子どもたちは思い思いにトッピングをしました。
各グループには栄養学科の学生スタッフが1名ずつ付き、優しく声をかけながら、
初めての作業も安心して取り組めるよう丁寧にサポートしました。
◆保護者はピザ生地作り＆講義
保護者の皆さまには、初めにピザ生地作りを体験していただきました。
その後は講義室に移動し、本学栄養学科の許斐亜紀准教授による講義「成長期の食事のポイント」を受講していただきました。
小学生の食事で気をつけたいことや間食の工夫に加え、成長期に欠かせない鉄やカルシウムの重要性についても取り上げられ、
日常生活に役立つ情報が盛りだくさんでした。
◆親子で試食タイム
子どもたちの調理が終わった後は、親子そろってご試食いただきました。
子どもたちが心を込めて作ったランチを一緒に味わいながら、調理の合間に書いたメッセージカードで
日頃の感謝を伝える場面もあり、会場は笑顔でいっぱいになりました。
今回もたくさんのご応募・ご参加ありがとうございました。
キッズクッキングスクールを通して、子どもたちが食や栄養に興味を持ち、
家庭でも楽しく料理に取り組むきっかけになれば嬉しいです。
本学栄養学科では、今後も地域の皆さまとともに、食の楽しさや大切さを学べる場を広げていきたいと
考えています。
次回の開催もぜひご期待ください。