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看護学科教員の研究紹介パート2

更新日:2020年02月26日

前回の研究紹介の冒頭に挙げた新型コロナウィルスの話ですが
その後、国際的な大きな問題になってしまいました。
皆さん、感染症対策には、十分ご注意ください。

さて、2月もあと数日
もうすぐ、学生たちは春休みに入り
我々は今年度を振り返る時期です。

ということで・・・
今回のブログは、教員の研究活動紹介パート2
(ちょっと硬い文章になります)

「地域包括ケアシステム」って
皆さん 聞かれたことがありますか?
では、「介護保険制度」はどうでしょう?

両方とも、急速な高齢化の中で制定された
保健医療・介護に係る制度です。

看護学科で、このような社会保障制度を教えているのは
松原直樹教授(専門:法学・社会保障)

昨年度 「ドイツ介護保険法の改正」という論文を発表しました。
(桐生大学紀要第29号 49-50, 2018)

                   (松原教授)この論文では、日本の介護保険制度改革の方向性を考えるため、
                     比較制度の観点から、ドイツの介護保険制度に関する一連の改革について
                     在宅で介護する家族への支援や認知症対策に関する改革の特徴を中心に
                     検討しました。
                      生活していく中で、誰でも失業や病気・けが、介護の必要性などの困難
                     な状況に直面することがあります。そうしたときに社会全体で手助けを
                     しようとする制度が社会保障制度です。
                      この研究は、少子高齢化が進んでいく中、人手とお金のかかるその社会
                     保障制度を持続させるためのヒントを、同じような悩みを抱えているドイ
                     ツやフランスから学ぼうというものです。

        

なるほど。。。
私たちが健康的に生活していくための
社会の仕組みやルールが社会保障制度で、
それを他の国と比較してみて、
制度の利点や課題などを評価するということか

ちょっと難しそうだけど、生きていくのに必要なことですね

まぁ 研究って、本当に地味ですが、
我々は将来社会に役立つかもしれないと思いながら、
日夜研究に取り組んでいます。

また、近いうちに、パート3を紹介します。
(編集デスク)