更新日:2020年06月16日
みなさん、ちょっとお久しぶりでした。
コロナ禍対応で自宅学習だった小・中学校の登校も始まり
教育現場は慎重に平常化に向かい始めました。
桐生大学でも、これまでの遠隔授業は継続しつつ
開講を控えてきた演習・実習がようやく始まろうとしています。
キャンパス内の密集を避けるために
学科・学年の登学を調整しながら
学生たちが出てくるようになりました!
そんな中、久しぶりに学生たちの元気な姿を撮ろうと
看護学科1年の「看護技術学Ⅰ」を見学してみました。
幸い天気もよく(かなり暑かったですが)
ジャージ姿の学生たちは
車椅子でキャンパス内を移動し
エレベータ昇降をしたり
ストレッチャーでの移送を体験しています。
交代で乗る役・押す役を経験し、
看護者・利用者の気持ちを体験するのですが
まだほんの少ししか顔を合わせたことのない新入生たち
カメラを向けると、皆ピースサインでうれしそう
何だかつられて、こっちも嬉しくなります。
伊藤先生 『看護技術学Ⅰでは
患者さんの基本的ニーズを満たすための日常生活行動を
自ら考えてサポートできるようになることが目標なんです。
今日は、≪動きを助ける技術≫を実施しています』
*** *** *** *** ***
いい天気で暑い中、11号館に戻ってみると
助産別科で「助産技術学」が行われていました。
トルソだけの妊婦腹部模型で
腹囲を測ったり、おなかを触診したり
先生方が傍らについて説明と指導です。
学科1年生と違って
ピースサインはなく(当たり前ですが)
触診の角度や強さなどを質問をしながら
真剣に実習しています。
木村先生 『この演習では、現場実習の際
子宮の大きさや赤ちゃんの位置がちゃんと分って
きちんとモニターをつけることができるように
模型を使って手や指の動かし方を練習します。
妊婦さんへの声のかけ方も練習するんですよ~』
なるほどですね・・・
医療現場での実習に向かう前に
キャンパス内での十分なシミュレーション体験
専門職としての技能習得の第一歩は
こんな感じで進んでいくんですね。
「実学実践」を教育方針とする桐生大学
演習や実習は最も重視する科目群です。
早くすべての実習が本格的に始められるようになることを
希望していますが、まずはシミュレーション学習で一歩づつ
今回は久しぶりの学生の演習の様子を紹介しました。
(看護ブログ編集デスク)