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「新生児蘇生法講習会(別科助産専攻)が開かれました」

更新日:2020年10月22日

みなさん、本当にお久しぶりです。
コロナ禍対応のために、学生たちが楽しんでいる
スナップを撮る機会がないのですが、
学生たちの分割登学の頻度は増え、
キャンパスでの演習・実習もかなり増えました。

そんな中、別科助産専攻では
助産学実習の合間をぬって
新生児蘇生法(NCPR)の講習会が開催されました。

まずは蘇生法のメカニズムを学びます
(別科助産専攻生は、全員看護師資格を持っています)

ところで、蘇生法って何か分かりますか?
そのものズバリ、生命を蘇生する、
生命を救うための医療行為のこと

現実には、すべての赤ちゃんが元気に生まれてくるとは
限りません。亡くなってしまう場合もあるんです。

しかし、適切な判断と医療処置により、救える生命もあります。
いざという時に、大切な赤ちゃんを一人でも多く救うために
必要な技術を学ぶのが、新生児蘇生法講習会の目的です。

赤ちゃん模型を使っての実習
(講師が持っているのは、自己膨張式バックという
人工呼吸で肺に空気を送り込む際に必要なものです)

受講生も交代で装置を操作してみます
(講師の厳しいチェックの下、真剣に実習)

この講習会は2007年度より全国的に普及しはじめ
認定者は医師・助産師・看護師など、すでに7万人を超えています。

母子の生命を守る助産師の必要な技術の一つとして重要視されており、
別科助産専攻では毎年学内で講習会を開催し、
助産実践能力の向上を図っています。

ところで、この講習会、受講するだけじゃダメなんです。
初めに基礎知識の確認テストがあり、講義・実習の後に本試験で、
それにパスしなければ認定されないとのこと。
キビシイけど、生命に関わる資格なんでね・・・

講習会・本試験を終えて、外部講師の先生(男性)と

黒澤別科長談
『まだ助産学実習中のため、専攻生同士は久々の再会で
始まる前は和気あいあいとにぎやかでした。
でも、いざ講習が始まると、みんな本当に真剣な
まなざしで、積極的に受講してくれていました。
今回学んだ技術も、助産の現場で
大いに役立てていってほしいと思っています』

赤ちゃんの生命を守るための
豊富な知識とさまざまな施術
助産師の仕事って、本当に素晴らしいですね

ちなみに、上の写真の中には今春卒業の学内進学者もいます。
将来の進路として、助産師もいいなぁと思っている君
桐生大学看護学科は君たちを待っています
(看護ブログ編集デスク)