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オープンキャンパスが行われました(栄養学科)

更新日:2015年03月27日

 こんにちは!今回は、3月26日に行われた本年度最後のオープンキャンパスについてお話しします。高校2年生を中心に、たくさんの生徒の皆さんが桐生大学を訪ねてくれました。午前中に大学の概要や入試、そして学科の内容について説明を受けました。昼休みには桐生大学レストラン特製メニューのランチを食して、午後は各学科の模擬授業となりました。

栄養学科では、2つの模擬授業が行われました。

 ひとつは 「学校の給食は楽しくて、おいしかった?」 をテーマにして、教育学的側面の模擬授業が行われました。参加した生徒の皆さんは小中学校での給食についてグループディスカッションを行い、当時の給食について別の視点で考えることができました。

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  もう一つは「血液のたんぱく質について知ろう!」をテーマにした実験の模擬授業が行われました。実際に、血漿たんぱく質を模したアルブミン水溶液を臨床の現場で使用されている実験方法で測定してみました。青色の試薬と血漿(アルブミン水溶液)を試験管に入れてインキュベート(一定温度で一定時間保つ操作)すると、たんぱく質が含まれる試験管が紫色に変化します。これを分光光度計(これは色の濃さを測る器械です)で測定して、計算すると血漿のたんぱく質濃度を求めることができます。血漿たんぱく質の濃度を調べることで、その人の栄養状態(基準値より少ないと栄養失調の可能性があります)やネフローゼ症候群(腎臓病の一つ)や高齢者の生存率などを推測できることを学びました。また、その他の栄養素の欠乏症や過剰症についてもスライドの写真を見ながら学びました。生徒の皆さんはわずかな時間でしたが、大学の授業を体験することができました。

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 11号館の1階のロビーでは、ミニ体験コーナーが行われました。テーマは「糖分の多い食品、油脂の多い食品」でした。桐生大学栄養学科の学生が「先生」となり、訪れた高校生に様々な食品中の油分や糖分についてクイズ形式でミニ体験授業を行いました。生徒の皆さんは、クイズの答えと解説を受けるだけでなく、大学での生活の様子など大学生に質問していました。何人かの生徒さんは「学生さんと話して、桐生大学のことをもっとよく知ることができました」などと話していました。

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