更新日:2021年03月03日
桐生大学栄養学科では、1年次に管理栄養士の使命や活躍の場を理解するために、施設別(医療・福祉・地域保健・児童・学校教育施設)および食品関連企業の現場に触れる体験実習を行います。
このたび食品関連企業の使命や管理栄養士の役割について理解を深めるため、カゴメ株式会社那須工場・東京本社様とオンラインで繋ぎ、遠隔授業を行いました。
1月26日はカゴメ那須工場の動画見学を行いました。
カゴメの看板商品であるトマトジュースが工場でどのように生産されているのか、なかなか見ることのできない機械や生産過程を見せていただきました。
また、食品工場での衛生管理や商品開発のお話を伺いました。
2月8日には東京本社(管理栄養士ラボ)の管理栄養士 杉本様にお話を伺いました。
食品企業で活躍されている管理栄養士はどのような仕事をしているのか、また、どのような事業に取り組んでいるのかをお話しいただきました。
カゴメ株式会社では、日本人の野菜摂取量不足を改善し、健康寿命の延伸に貢献すべく、管理栄養士によるプロジェクトチーム「野菜と生活 管理栄養士ラボ」を立ち上げたそうです。
食と健康のプロである管理栄養士が中心となって食生活の改善を目指し、栄養教育から環境サポートまでを行っています。
カゴメ株式会社のみならず、企業で働く管理栄養士の仕事の向き合い方や、管理栄養士ラボを立ち上げた秘話なども伺いました。
直接質問ができる機会とあり、学生からはたくさんの質問があがりました。
杉本様のお話は分かりやすく、笑顔がとても素敵で 管理栄養士にとって必要なコミュニケーション力 についても学ぶことができたのではないかと思います。
将来の企業における管理栄養士のお手本となるお話は、学生にとってかけがえのない経験になりました。
この経験を糧に、自分が描く管理栄養士像を目指し、精一杯勉強に励むことを期待しています。