更新日:2021年08月11日
2021年8月5日、栄養学科1年次早期体験合同実習の体験実習を行いました。
今回の実習も、新型コロナ感染症の影響により実際に体験することは叶わず、
太田市にあるエムダブルエス太田デイトレセンターの先生方による遠隔講義となりました。
はじめに、太田デイトレセンター所長の大山先生より動画を使って施設の概要を説明していただきました。
外観から、施設内に入り感染対策の様子やたくさんのリハビリの種類があること、
群馬のスーパーマーケット「フレッセイ」の移動販売フレッシー便で買い物をする様子、昼食時や運動する利用者さんの状況が大変よく伝わりました。
利用者さんが楽しく生き生きと、これまでの趣味を活かせるようなプログラムを実践していたのが印象的でした。
続いて、言語聴覚士の坂本先生に職種間連携や役割、管理栄養士との関わりについて、
通所介護施設やサービス内容についてもご講義いただきました。
管理栄養士とともに働く職種について理解を深めることができ、
食事評価や嚥下機能訓練の場でも管理栄養士との連携があることを教えていただきました。
さらに、管理栄養士の井出先生にデイサービスでの管理栄養士の役割と実際についてご講義いただきました。
昼食は、バイキング、カフェ、移動販売のお弁当、お弁当などの選択肢があるなか、
利用者さんの摂取状況を判断し、必要量が摂れるように解決策を模索している様子や
管理栄養士の料理教室のメニュー、栄養セミナー、個別相談についてもお話いただきました。
最後に、質疑応答で学生から多くの質問がありましたが、丁寧にご回答いただきありがとうございました。
太田デイトレセンターの先生方、コロナ禍で厳しい状況が続いており、利用者さんの対応でお忙しいところ
今回の実習をお引き受けいただき、誠にありがとうございました。
この実習は、さまざまな職場で活躍する管理栄養士が、大学で学ぶ知識をどのように活用しているのかについて、
専門的な知識や技術を持たなくても実地で見学し理解する事ができます。
管理栄養士を目指す生徒の皆さん、桐生大学では1年次から学修意欲を高め、将来像を描くことができるよう
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