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【栄養学科】給食経営管理論実習Ⅱ 臨地実習

更新日:2021年09月30日

 栄養学科では、3年生になると給食施設、病院、保健所などの実際の現場で学ぶ「臨地実習(りんちじっしゅう)」が行われます。

これらの実習を通して学生たちは将来の管理栄養士像を描き、どこで働きたいかを考えるきっかけにもなります。

そしてこの臨地実習に行くためには、3年生前期までに大学内でのさまざまな講義や実習に取り組み、知識・技術を得て、

学外の給食施設に出ても自分自身の力で応用できるように知識を深めておく必要があります。

その臨地実習の中から今回学生が取り組んできました「給食経営管理論実習Ⅱ」をご紹介をいたします!

 

 皆さんも給食を食べたことがあると思います。献立表を見て、大好きな献立の日は学校に行くのが楽しみだった!

もっと大盛りにしてほしいと願った、なんてことを思い出しませんか?

その献立を考えたり、美味しい給食を安全に提供するまでを担っているのが管理栄養士なのです。

 

この実習は、本来、3年生の夏期集中実習として学外の施設で実施するものですが、昨今のコロナ禍の影響で

学内実習に振り替えた施設が多くありました。そのため、大学の教員が指導にあたるなか、外部の施設の先生とオンライン形式で講義を受けたり

学内にお越しいただける講師の先生から実習をしていただき、実施しました。

給食経営管理論実習の臨地実習では、実践の場において適正な価格で安全かつ栄養バランスの優れた食事を提供するために、作成した献立を協力して調理し、

提供するまでのあらゆる工程を身につけ、自ら課題を発見、解決することが目的です。

  

この日は、丼メニューで中華丼とマーボー豆腐丼を50食作りました。野菜を洗い、切裁、スチームコンベクションオーブンで具材を加熱、

その後炒め盛り付けるなど作業を進め協力して時間内に仕上げることができました。また、主菜、副菜、汁物が選べるセレクト給食も実習しました。

 

 

そのほかにも給食施設から課題として出していただいた弁当給食や、高齢者施設用の朝食・昼食として、常食、きざみ食、ペースト食などを実習しました。

 

一通りの実習を終えた学生たちは、たくさんの経験を積み成長して戻ってきました。

これから報告会に向けて準備しています。