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【栄養学科】桐生大学の北海道むかわ町での食育活動~ご報告~

更新日:2021年10月11日

 栄養学科では、相互協力協定を結んでいる北海道むかわ町への社会貢献活動として

子どもたちの食育を推進するための給食用ランチョンマットを作製し、

むかわ町内の認定こども園の年長児と、むかわ町内小学校の6年生にプレゼントしました。

 

 日本地図で群馬県みどり市の位置を知った認定こども園の子どもたちからは、「そんなに遠いところから!?」

「郵便で届いたの?」と驚きと喜びの声があったそうです。

認定こども園では、さっそくこのランチョンマットを食育活動に活用していただいています。

子どもたちは、管理栄養士の先生からのお話とランチョンマットに興味津々!

 

食育をめぐる現状として、主食、主菜、副菜を組み合わせた食事をとる頻度は、若い世代で低いため

子どもの頃から正しい食習慣を身につけることが重要です。

そのため、ランチョンマットには、料理や食材の持つ役割だけでなく、主食、主菜、副菜と汁ものを

バランスよく食べる大切さを、むかわ町のシンボル的存在である恐竜のイラストとともにデザインし、

楽しく食べて元気に育ってほしいという願いを込めています。

 

コロナ禍では、会話をしながらの給食を楽しむことが出来ないため、このランチョンマットで

楽しい給食の時間を取り戻し、子どもたちの笑顔につながればと期待しています。

         

給食のトレーに収まるサイズに作成したり、
ふりがなをつけたり、工夫がされています!

 

 なお、ランチョンマットのデザインは、栄養学科教員の意見をもとに、

桐生大学短期大学部アート・デザイン学科の学生の協力を得て考案しました。

また、費用の一部は、一般社団法人全国栄養士養成施設協会の助成を受けて作られたものです。

 

 小学校の児童の皆さんには、栄養学科4年生の有志を中心に制作した、給食時間に視聴できる食育動画も

プレゼントしたところです。学生は自分たちで企画構成から動画の撮影まで行い、子どもたちのためにという

熱意をもって連日取り組んでいました。その動画をみた児童の皆さんの反応なども今後お伝えしたいと思います。