更新日:2021年10月22日
桐生大学栄養学科では、4年生の夏に臨地実習としては最後となる公衆栄養学実習があります。
この実習は、保健所や市町村保健センターで働く管理栄養士について学内での講義や指導を受けた後に、実際の仕事に触れて学びます。
今年度も、新型コロナ感染症の影響で学内による代替実習もありましたが、群馬県庁、みどり市の笠懸保健センター、桐生保健福祉会館、前橋市保健所の
管理栄養士の先生方のご指導の下、学生たちは5日間の実習を終えました。
2021年10月13日、次年度に実習を予定している3年生に向けて臨地実習報告会を行いました。
実習を終えた学生たちは、市民に向けて実施されている「健康増進支援事業」の事例や「成人保健事業」、「乳幼児健診」、
「食の分野からおこなう健康寿命延伸の取り組み」について、さらに自己研究課題に取り組み、その成果を報告しました。
地域の社会資源と連携しながら地域住民の健康をサポートする管理栄養士の役割について広く学ぶことができ、
行政管理栄養士の方々のおかげで大変貴重な機会となりました。
3年生も真剣に報告を聞いていました。
施設での実習は短期間ですが、事前に地域の特徴や現状・課題を調べることでその後の学びの深まりも違ってきます。
来年度履修を予定している3年生の心の準備にもつながったと思います。
4年生は、これですべての臨地実習が終了します。これまでの臨地実習で学んだことや気づきを将来に活かして
立派な管理栄養士になることを期待しています。