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【栄養学科】臨床栄養学実習Ⅲ(臨地実習)壮行会

更新日:2022年02月22日

 今回は、栄養学科の「臨地実習」についてお話します。

 

2022年2月14日から栄養学科3年生は臨床栄養学の臨地実習に臨むため、2月3日に壮行会を行いました。

3年生は、臨地実習へ向けて長い時間をかけて準備してきました。

その努力が報われ実りある実習となるように、毎年、臨地実習の前に栄養学科の先生方から激励の言葉をもらいます。

積極的に主体性をもって実習に臨めるよう自覚を持たせるため重要な機会となっています。

 

 今回は、学生が医療施設に行くために行動規制をしていることを考慮して、先生方と密を避けるためオンライン形式で実施しました。

 はじめに、栄養学科長から「コロナ禍における実習の注意事項を守り、たくさんのことを吸収してほしい、

健康に留意して実りある実習をやり遂げてください」と挨拶がありました。

 続いて、栄養学科の先生方から

・行動の自粛を継続する

・これまでの学修内容を基に力を発揮する

・積極的に学び多くの経験を積めるように努力する

・信頼を得られるような人としての関わりをもつ

とたくさんの激励の言葉を送りました。

これらのお話を聞き、学生の皆さんは真剣な面持ちでメモをとり確認している姿がありました。

 最後に、実習学生代表から決意表明がありました。

臨地実習では、管理栄養士の役割や栄養管理の重要性を深く学び、課題について学びをまとめ、

感謝の気持ちを忘れずに臨みたい、と思いを新たにしていました。

 

 いざ実習がはじまると、緊張して質問が出来なかったり、慣れない環境にあたふたして言われたことを精一杯こなすだけ、という日もあると思います。

ただ、せっかくの機会です。気付いたこと、思ったことは積極的に質問して有意義な実習にしてほしいと思います。

将来の自分がどのようなところでどのように管理栄養士として働きたいのか、というイメージもできるようになります。

 

最後に、2月10日に行われた実習直前の事前指導の様子です。

必要な事項や持参物を最終確認したり、自己課題の事前まとめをしたりしました。

この日に来た学生の皆さんは、2日後の14日から臨地実習が始まりました。

実習は約2週間にわたり、2月14日、21日、28日、3月7日から始まるグループにそれぞれ分かれています。

 

 今回の臨地実習で得られた成果をまとめ、4月に行われる報告会で発表します。4年生になるとすぐに

就職活動、国家試験の対策も始まり学生生活の中でとても忙しくなっていきます。

充実した臨地実習ができると、4年生になったとき、卒業までの計画を立てて実行する力、気持ちや態度が変わってきます。

ひとまわりもふたまわりも成長した姿で帰って来るのを楽しみにしています。

 

 実習施設の先生方はじめ、ご多忙にも関わらず臨地実習にご協力いただいた皆様に関係者一同、感謝申し上げます。

3月末までどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 管理栄養士養成施設では、専門的知識及び技術の統合を図り、管理栄養士として備えるべき知識及び技能を

修得させることを目的とした、「臨地実習」があります。臨地実習では実践の活動の場での課題発見、解決を通して、

栄養評価・判定に基づく適切なマネジメントを行うための能力を養います。

管理栄養士養成施設の教育内容では「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」で4単位以上取得することが決められています。

桐生大学では、3,4年生で「給食経営管理論」で2単位、「臨床栄養学」で2単位の臨地実習を必修とし、

4年生の夏に選択科目として「公衆栄養学」の実習をすることになっています。