更新日:2022年03月28日
栄養学科では、相互協力協定を結んでいる北海道むかわ町への2021年度社会貢献活動として、
子どもたちの食育を推進するための給食用ランチョンマットを作製し、むかわ町内の子ども達にプレゼントしました。
また、ランチョンマットの意味や使い方をわかりやすく伝えるため、栄養学科4年生の教職課程履修学生が中心となり、
食育動画を制作し、小学校にお贈りしました。
むかわ町立穂別小学校では、このランチョンマットと食育動画を使用して、栄養教諭の先生から食育の授業を実施していただき、
その様子を教えてくださいました。
動画ではむかわ町のシンボルであるむかわ竜が登場するのですが、動画を見た5年生の子ども達は、
自分たちにとって身近なむかわ竜の出演に興味津々!
また、動画のねらいである主食、主菜、副菜のはたらきや、それらをそろえて食べることの重要性を、
動画を通じて納得している様子だというお話でした。
毎日提供される学校給食は、主食、主菜、副菜、汁物、牛乳がそろった、バランスのよい献立になっています。
給食、ランチョンマット、そしてこの食育動画を通じて、どのように料理を組み合わせたらよいかを学習した児童達は、
春休み中の食事もきっとバランスよく食べてくれていることと思います。
コロナ禍でお会いすることができないむかわ町の子ども達と、このようなつながりを持つことができ、
また、少しでも子ども達の食育に貢献することができ、私たちも感謝でいっぱいです。
このご縁が今後も続いていくよう、次年度以降も学生とともに活動を継続できればと考えています。
栄養教諭の先生による食育の授業
ランチョンマットを使って説明してくれています。
ランチョンマットに今日の給食のメニューを当てはめて・・・合っているかな?
なお、ランチョンマットのデザインは、桐生大学短期大学部アート・デザイン学科の学生の協力を得て作成し、
費用の一部は、一般社団法人全国栄養士養成施設協会の助成を受けました。