更新日:2024年08月03日
桐生大学栄養学科では、3年生の前期授業終了後から学外での臨地実習が始まります。
管理栄養士になるための必要不可欠な実習です。
臨地実習の目的は、実践活動の場で課題を見つけ解決することを通して、管理栄養士として必要とされる専門的知識や
大学の学びで得た技術を合わせ、将来の管理栄養士として備えるべき知識や技能を修得させることです。
2024年度も例年通り、8月中旬からは給食経営管理論、2025年2月からは臨床栄養学、
4年生の2025年8月以降には公衆栄養学の臨地実習が予定されています。
その臨地実習に向けて、桐生大学栄養学科では、学生の意識を高め、使命や責任の重さを自覚する目的で「管理栄養士セレモニー」を実施しています。
2024年8月2日に、栄養学科3年生を対象としたこのセレモニーを行いました。
初めに学長よりご挨拶をいただきました。
「健康でいるためには、食事や運動、ストレス、社会性いろいろあるが、管理栄養士として、『食』が大変重要なこと、
日々勉強し学んできたことを活かし、臨地実習で力をつけてほしい。将来的に建学の精神に則った、
社会に出て活躍できる人間となれるよう今できることを頑張ってきてほしい。」というお話がありました。
続いて学部長より、
「これまでの知識と演習、学内実習で培った能力を臨地実習で発揮し、社会に出てから能力が高い管理栄養士となれるよう、
しっかり経験を積んできてほしい」
とご挨拶いただきました。
実習生代表の津布子せなさんからは、「積極性をもって知識や技能を高め、自ら考え学ぶことを仲間とともに経験したい。
先生方の期待に応えられるよう頑張ってきます。」
と、受け入れていただく施設への感謝とともに責任感を持って取り組みたいという意識が伝わる誓いの言葉もありました。
続いて学長から、学生代表の琴寄彩夏さんに記念品が授与されました。
担当の先生方がデザインしたトートバッグです。実習で活躍すると思います。大切に使ってください。
学科長からの励ましの言葉では、適度な緊張感は大切であり、事前準備を怠らず、責任感を持って臨んでほしい、
体調に留意して、今後の糧になる経験を積み、終わった後に楽しかったと思える実習となることを願う、とありました。
最後に、4年生の先輩方からのメッセージ動画が流れました。3年生のために、自分の経験や臨地実習のポイントを
分かりやすく伝えてくれる応援メッセージでした。3年生もメモを取りながら見入っていました。
先輩方の実際経験した声は、とても分かりやすく説得力がありました。
4年生は国家試験勉強や定期試験をこなしながら、3年生のために時間を割いてコメントしてくれました。
就職活動を通してまたひと回り大きく成長した姿も見られた嬉しい日にもなりました。
記念写真ではセレモニーが終わってほっとしたのか、みんないい笑顔!
無事終えることが出来ました。
実際の管理栄養士が働く職場で実習をすることは、学生にとって緊張したり不安になったりするでしょう。
しかし、大学の学びを社会での仕事に結びつけ、さらに学びを深める大切な機会です。将来像がかたまる学生も出てきます。
様々なことにチャレンジして、頑張ってきてください。
また、受け入れてくださる実習施設の皆様、ありがとうございます。