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【栄養学科】給食経営管理論実習Ⅱ 臨地実習が終わりました

更新日:2024年11月12日

2024年10月22日(火)に、栄養学科3年生による給食経営管理論実習Ⅱの臨地実習報告会を行いました。

「臨地実習」は、大学でこれまで学んできた専門知識や技術を、実践活動の場をとおして、

理論と実践につなげていくことを目的とした科目です。

実習は、事業所、学校給食センター、高齢者福祉施設など、24施設の協力のもと行われました。

皆さんも給食は食べたことがあると思います。あなたの思い出の給食はありますか。

献立表を見て、大好きな献立の日は学校に行くのが楽しみだった!なんてことを思い出しませんか。

給食の献立作成や栄養管理を行い、美味しい給食を安全に提供するまでを担っているのが管理栄養士です。

管理栄養士養成施設では、臨地実習が必須となっています。この科目は3年次に開講され、学生は1~4名程度の小グループで、

約2週間の実習に取り組み、主に給食現場における衛生管理、人材管理、食材管理など、管理栄養士が担うマネジメント業務について学びます。

どの施設で実習するとしても、1年次から習得してきた知識や技術を現場での実務に結びつけ、管理栄養士に必要な基礎力や専門性、

マインドを高める機会となっています。また、管理栄養士が働く姿を間近でみることにより、卒業後に進みたい道を具体的に考えるきっかけにもなっています。

その実習の振り返りをおこない、来年度実習を予定している2年生と共有するために行われるのが「臨地実習報告会」です。

社員食堂での健康メニューの提案や学校給食における地場産物の活用と食育への取り組み、高齢者施設における行事食やレクレーションの実施など、

施設によって実習内容はさまざまでしたが、互いの経験を報告しあうことで、自身の学びを深めるとともに、管理栄養士の業務の幅広さを感じる機会となりました。

 

 

また、学生たちには、「主体性」をもって学ぶことを重視しています。事前課題として各自が研究課題を設定し、その課題を実習中に解決することも目的のひとつです。

実習中は常に問題意識をもち積極的に質問することで、自ら学びを深め、より実りの多いものにできたことを実感したことでしょう。

 

なお、報告会はすべての進行を学生主体で行いました。2年生も3年生の発表を聞きながら、熱心にメモをとる姿がみられました。

給食経営管理論実習Ⅱの経験から、学生たちは将来の管理栄養士像を描き、管理栄養士への志を一層強くし、

3年生後期から始まる臨床栄養学の臨地実習につなげて欲しいと思います!

 

最後に、お忙しい業務のなか快く実習を受け入れてくださった施設の皆様、大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。