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【栄養学科】3年生キャリアガイダンス

更新日:2024年12月09日

 2024年11月29日、栄養学科3年生を対象とした第2回キャリアガイダンスが開催されました。

今回は、3名の卒業生をお招きし、「就職活動」と「国家試験対策」の2つのテーマについてお話しいただきました。

 1人目の卒業生は、今年3月に卒業し、現在歯科医院で歯科助手として働いています。
学生時代から「人と関わる仕事に就きたい」という夢を叶え、日々新しい知識を学んでいるようです。
まだ管理栄養士としての業務は行っていませんが、2~3年後に管理栄養士として栄養指導や食育を行うようです。
就職活動で大切なのは、「自分の強みを活かせる仕事を選ぶ」「毎日笑顔で過ごす」と語り、自己分析の重要性を強調していました。
国家試験対策では、大事なポイントとして、「プライドを捨てる」「仲間と助け合う」「勉強以外の楽しみを充実させる」ことを
挙げていました。

  2人目の卒業生は、3年前に卒業し、現在は特定保健指導の業務に就いています。
生活習慣病リスクが高い方への食事や運動指導を行い、対象者の生活改善を支援する仕事です。
『対象者の方から感謝の言葉をもらって、この仕事をしていてよかった』と話していました。
また、「どんな仕事でも勉強は欠かせないし、新しいことに挑戦する姿勢が大事」とアドバイスをしていました。

 3人目の卒業生は、1人目と同期で、現在病院で栄養管理業務を担当しています。
一人で多くの業務を行う大変さはありますが、充実感を得ているようでした。就職活動を計画通りに進めるためのポイントとして、
まず自身が苦労した経験を伝え、「自己分析は早めに取り組むべき」と強調していました。
また、国家試験対策については、「質も量も意識して問題を解く」「プライドを捨てる」ことが鍵だと考えて、実際に使った問題を
3年生に見せながら説得力のあるアドバイスをしていました。

 3人の卒業生に共通しているのは、「友達と助け合うこと」「就職活動や国家試験対策を早めに始めること」の大切さです。
卒業生のリアルな経験談は、この時期の3年生にとって非常に参考になり、自分たちの将来を描くよい機会となりました。

 話の内容が興味深くわかりやすくもあったため、3名の経験談を聞いた後の質疑応答では、積極的に3年生からの質問がありました。
それにわかりやすく答え、励ますアドバイスをしている卒業生の成長を見ることができたので、教員の私たちにとっても大変良い機会となりました。

卒業生のみなさん、お世話になりました!