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【栄養学科】調理学実習Ⅰの授業紹介

更新日:2025年06月18日

こんにちは。
本日は1年生の「調理学実習Ⅰ」の授業の様子をご紹介します。

4月に入学してから約2ヶ月が経ち、前期授業の調理学実習では、包丁の使い方をはじめとした調理の基本技術を学んでいます。
第8・9回目の実習では、西洋料理として「パン、チキンピカタ、マセドアンサラダ、コンソメジュリエンヌ、コーヒーゼリー」を作りました。

まずは基礎実習から始まります。調理の基礎である、野菜の切り方を学びました。
じゃがいもとにんじんのさいの目切り、人参とキャベツの千切り、玉ねぎのみじん切りを行いました。
包丁の扱いや切る速度に気を配りながら、野菜の厚みや大きさにも注意し、丁寧に作業を行いました。
 

班員全員が基礎実習を終えると、献立実習に入ります。
野菜の茹で方や火加減の調整、ブイヨンの取り方、スープの種類、ゼラチンの特性や扱い方などを
実際に体験を通して習得していきます。
今回はコンソメジュリエンヌで使用するスープストックを、牛すね肉、牛すじ肉、鶏がら、香味野菜をじっくり煮込んで、
食材本来の旨味を抽出しました。
また、基礎実習で切った野菜を使用して、サラダやソースを作りました。

完成した料理を円卓にセッティングして、いつもとは違う雰囲気の中テーブルマナーも意識しながら、試食を行いました。
お肉の柔らかさ、スープの旨味、野菜の火の入り方、ゼラチンの濃度など、試食を通して学びや気づきがたくさんあったことと思います。
 

4月当初は慣れない包丁に戸惑っている様子も見受けられましたが、今では作業スピードも上がり、
丁寧さと正確さを両立しながら、実習に取り組めるようになってきました。

調理技術の習得は、管理栄養士として必要な知識を深めるうえでも欠かせないと感じています。
毎回の実習を大切にし、日々コツコツと努力を重ねていきましょう。