更新日:2025年11月19日
11月5日に、地域貢献活動の一環として、東日本旅客鉄道株式会社高崎支社 高崎保線設備技術センター 桐生保線センターにて
出張講話を行いました。
今回の講話は、JR東日本が掲げる健康ビジョンのひとつである
「バランスの良い食生活」の推進を目的としたものです。
桐生保線センターで働く社員の皆さんは、深夜や早朝に線路の修復作業を行ってくださっています。
私たちが安心して電車を利用できるのは、まさにそのような時間帯に働いてくださる皆さんのおかげです。
今回の講話では、そんな社員の皆さんの健康を支えるため、「健診結果からからだの声を聞こう!」というテーマで
お話をさせていただきました。
講話では、実際の健康診断の結果をもとに、食生活の留意点についてお話しました。
参加者の皆さんには「食事バランスガイド」を使って、
ご自身の食事記録から食事のバランスを確認していただきました。
また、自分に合った適正エネルギー量を知ることで、日々の食事を見直すきっかけになったようでした。

今回の講話には、栄養学科の3年生4名も参加しました。
学生にとっては、授業で学んだ知識や技術を実践の場で活かす貴重な機会です。
始まるまでは、やや緊張した面持ちでしたが、講和が始まると、
それぞれの受け持ちエリアに分かれ、積極的に社員の皆さんとお話をしていました。
取り組むことをわかりやすく説明をしたり、普段の食事や気になることを聞いたりして
非常に有意義な時間となりました。
幅広い年代の対象者にわかりやすく伝える技術や、質問に的確に答えるためには、
正しい知識と能動的な学びが必要であることを実感できたようです。

講話後、社員の方から「とても楽しかった」とのお声をいただき、私たち教員も大変うれしく思いました。
和やかで、あたたかな交流の時間となり、地域とのつながりを改めて感じることができました。

このような活動を通じて、地域の皆さんの健康づくりに少しでも貢献できれば幸いです。
今後も、栄養学の専門性を活かした地域貢献を続けていきたいと思います。
