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健幸アンバサダー養成講座を開催しました

更新日:2022年11月01日

健幸(けんこう)アンバサダーとは、健康に関する正しい知識などを身近な人に「クチコミ」で伝える健康の伝道師です。生活の中で家族や近所の人、職場の人などに「心に届く情報」として伝え、健康づくりの輪を広げていく活動の担い手です。

厚生労働省が中心となって、2011年にスマート・ライフ・プロジェクト(SLP)がスタートしました。SLPは、「健康寿命をのばそう」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動です。名乗りをあげた企業・団体・自治体と協力・連携しながら推進しており、群馬県も参加しています。
その後、さらにその発展形として活動の輪を広げようと2015年にスマートウエルネスコミュニティ(SWC)協議会が設立されました。SWC協議会では、健康づくり無関心層を半減させることを目標に、7つの分科会をつくり、さまざまな活動を行っていますが、その大きな柱の一つが、健幸アンバサダーの育成です。

桐生大学ではこの考え方に賛同し、2022年にSWC協議会に非営利法人として会員に加えていただきました。医療・保健の学びの場である本学において、学生や教職員が健幸アンバサダーとなり、健康情報を発信していくことに大きな意義があるからです。学生・教職員の健康意識が向上し、さらに健康に関係する様々な情報をクチコミで伝える「草の根活動」が根付けば、地域社会にも貢献できると考えています。

 

第1回の健幸アンバサダー養成講座を2022年10月31日に開催しました。

本学に所属するSWC協議会有識者会員とファシリテータの資格をもつ教員の2名が大学総務課・教務課の協力をいただき、開催しました。第1回は保健師課程学生12名を含む本学看護学科学生型13名、教職員11名、みどり市職員2名の計26名が参加しました。

SWCからの教材などをもとに講義、実技演習、情報共有の実践などを行ない、熱心に、しかも楽しく、和気あいあいと参加いただきました。全員が最後のミニテストに合格し、健康アンバサダー認定証を授与することができました。

保健師課程学生を中心に健幸アンバサダーの輪が広がり、さらに、多くの教職員が健幸アンバサダーやファシリテータとなって、このキャンパスにいる学生・教職員の全員が健幸アンバサダーになることを考えています。
2022年12月末で26,509人の健幸アンバサダーが全国で活躍しています。コロナ禍で遅れていますが、目標は200万人です。桐生大学・桐生大学短期部でも、少しでもこの目標に貢献できるよう継続して開催する予定です。