レポート

桐生大学・桐生大学短期大学部の体験レポートをお届けします。
ここにはさまざまな体験がつまってます。

 


【#15】第31回群馬県民マラソン完走!!!
~ 2021.11.3(水・祝) 開催 ~


こんにちは、桐生大学短期大学部 生活科学科2年のS.M.です。

11月3日(水)、毎年恒例の第31回群馬県民マラソンが開催されました。
私は参加をするのが初めてで、フルマラソンの42.195キロという過酷な距離を走りました。

私がフルマラソンに参加したきっかけについて話していきます。

私は今まで、自分自身に対して甘いところがあり、何事にも全力で挑むということがほとんどありませんでした。そのため、このフルマラソンに参加する前は、家族からは今までの経験上、私が「完走」するということにあまり期待をしていませんでした。
そこで、私は「家族を見返したい」「自分を変えたい」と思い、参加を決意しました。

続いて、このマラソンを通して私が学んだこと、感じたことについて話をしていこう思います。

本番に向けての練習では、毎日、30分以上のランニングを目標にしていたのですが、実際は週2、3くらいの練習となりました。これにより、満足のいく練習はできなかったので本番に近づくにつれ、不安な気持ちで挑む形となってしまいました。

当日はとても緊張していたので、スタート前でかなり体が硬くなっていました。しかし、周りの参加者の「一緒にがんばろ!」という声かけによって、緊張が少しほぐれたのを覚えています。

そして、スタートの合図とともに一斉に走り出しました。

私は最後尾の方からのスタートだったので、人混みに飲まれることなく、最高の状態で走り始めました。
気温は11月にしてはとても高く、5キロ付近で汗だくになっていました。しかし、区間ごとに給水所があったので、脱水症状、熱中症になることなく走り続けることができました。
走っている途中は何度も「やめたい」という気持ちが頭をよぎっていたのですが、自分に負けたくないという気持ちを力に変えて走り続けました。
また、意識が薄れる中、たくさんの方々が応援をしてくださったのを覚えています。今考えると、この応援に私は救われたのだと思います。

そして、何度も心が折れかけて、足が止まりそうになりましたが、無事、完走することができました。
ゴールした瞬間は疲れが最高潮に達していて、今までにないほどの達成感を味わうことができました。

フルマラソンは私がこれまでの人生で最も過酷といってもいいほど、辛いものとなりました。トレーニングはもちろん大事ですが、最後は「自分との戦い」だと思います。
そして、この経験を通して、私は「人の応援の力」と「あきらめない精神」について、学ぶ良い機会となりました。また、自分の中の何かを変えられるきっかけになったのではないかと考えます。

これから社会人になってたくさんの壁にぶつかると思います。しかし、私はこのフルマラソンより辛いものは、ほとんどないと考えています。なので、壁にぶつかった時は、このフルマラソンでの記憶を思い返してみて、どちらが辛いかを比べて、壁を乗り越えていこうと思います。

フルマラソンは私にとって、とても良い経験となりましたが、もう二度と走ることは無いと思います。
みなさんの中で「フルマラソンを走ってみたい」「興味がある」っていう人はぜひ頑張ってください!応援しています!

 

<<< オープンキャンパス情報はこちら >>>

<<< スタッフレポート一覧はこちら >>>