進路・就職 キャリア教育の実際

(1)全学科共通講座(単位認定科目)

  • 自己分析講座:
    「自己理解と仕事研究」の講座で実行します。
  • コミュニケーション講座:
    「自己理解と仕事研究」の講座で実行します。
  • キャリア・イメージング講座:
    (1年生対象)1年次後期に開催します。ここでは、学生が進路を考えるきっかけとなるよう、各分野で活躍されている卒業生や専門の方々に、現場に即した話をしていただき、質疑応答を通じてキャリアについて考える場を提供します。
  • 講演会・研修会の開催:
    学生のキャリア教育と卒業生の卒業後教育に資するための講演会や研修会を年2回開催します。(旧 就職ガイダンス外部講師による講演会)

 

(2)生活科学科のキャリア教育

A 目指すもの

生活科学科は栄養士養成課程であり、講義内容も栄養士としての社会的役割・専門職業人としての理論と実践を学ぶキャリア教育です。しかしながら、社会人としての作法や良識、また、人々の健康・栄養に携わる職業意識、さらに国際的感覚の習得については必ずしも十分でありません。そこで、下記講座「生活と社会」において、礼儀・作法を少人数制の演習形式による講座を実行して習得します。また、栄養士としての役割や職業意識自覚について考察し、さらに、海外研修による外国の食事情を観察します。

B キャリア教育に位置付けられる教科目(平成23年度)

基礎科目 「生活と社会」

スケジュール

  • 第1回 社会人としての作法①
  • 第2回 社会人としての作法②
  • 第3回 社会人としての作法③
  • 第4回 社会人としての作法④
  • 第5回 社会人としての作法⑤
  • 第6回 社会人としての作法⑥
  • 第7回 社会人としての作法⑦
  • 第8回 栄養士と就職①
  • 第9回 栄養士と就職②
  • 第10回 栄養士と就職③
  • 第11回 栄養士と就職④
  • 第12回 栄養士と就職⑤
  • 第13回 海外研修
  • 第14回 海外研修
  • 第15回 海外研修

C 資格

生活科学科では、栄養士免許証取得以外にいくつかの資格を取得するため、関連科目をカリキュラムに組みこんでいます。
下記にその資格を示します。

  • 栄養士免許
    栄養士は、栄養指導を行う専門職で、栄養士法に規定されている国家資格。生活科学科の所定の単位を取得し、卒業することで得ることができます。
  • 栄養教諭二種免許・中学校教諭二種免許(家庭)
    免許には、専修、一種、二種があり、栄養士養成課程と課程認定所定科目の単位を修得すれば、栄養教諭二種の免許が取得できます。
  • フードスペシャリスト資格認定:(公社)日本フードスペシャリスト協会
    食品開発・流通・販売・消費分野で、食品の品質判別・情報提供・コーディネートなどを行う食品の専門職。
  • ピアヘルパー資格認定:NPO法人 日本教育カウンセラー協会
    教育カウンセリングの考え方や方法を学び、所定の科目の単位を修得することで、資格取得の要件を満たすことができます。
  • 医事管理士:(一財)日本病院管理教育協会
    「医事管理士」は、医療機関において医療の事務処理を行いつつ、医療事務全般の管理を行います。
  • 医療管理秘書士:(一社)医療教育協会

  • 診療事務士(1・2級):(一社)医療教育協会
    「診療事務士」は、医療機関において、患者が持参した被保険者証(保険証)を確認した上で診療録(カルテ)を作成し、診療後には、診療報酬の点数算定を行います。

 

(3)アート・デザイン学科

A 目指すもの

アート・デザイン学科では、人間が快適に暮らしていける環境づくりをインテリア、グラフィック、ファッション、マンガ・アニメ、絵画・イラストの各領域からアプローチしています。本学科の提案するカリキュラムは、デザインとアートに関する基本的な知識と技術の習得を第一に考え、各分野の高度な専門性と芸術に対するフィロソフィーを養成していくことも目的にプログラムされています。

キャリア教育の観点からいうと、高度な専門性をもった職を目指すための履修モデル、および昨今に求められる高いデザイン能力を備えた一般職を目指すような履修モデルが選択できるようになっています。

B キャリア教育に位置付けられる教科目・課外科目(平成27年度)

専門選択科目 「インターンシップ」2単位 2年前期
インターンシップは学生が在学中に、企業・団体等において自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を行うことにより、実社会にふれることによる学習意欲の向上を目的とするとともに職業意識を高めることを目的としています。

スケジュール

  • 4月中旬 参加希望学生への説明会
  • 5~6月末 学生と企業とのマッチング
  • 7月 上旬~下旬 事前研修(数回)
  • 7~9月 インターンシップ実施
  • 9月 インターンシップ終了後:成果報告書提出

課外科目「キャリアデザイン」

就職希望の学生を対象に、週一回のペースで開講しています。ポートフォリオ作成法の指導と実践、各自の就職先ターゲットの見極めポイントの示唆と履歴書作成、面接試験やグループディスカッション対策など不安になりがちな就職活動に対して、その準備を場所と時間を共有しておこないます。

C 資格

アート・デザイン学科では多くのデザイン関連資格の取得を目指し、そのための授業や検定対策講座を開講しています。
その資格を示します。

  • 中学校教諭二種免許(美術)
  • 商品装飾展示技能検定(国家資格 厚生労働省「商品装飾展示」技能検定)
    解説:専門用語でマーチャンダイジング(商品政策や商品計画)を起点にして、商品を見せる技術を駆使した、お客様にとって快適な買い物を提供する魅力ある店づくり・売り場演出をする仕事をする為の資格になります。
    この資格取得するため対策講座を開催します。検定対策講座:2年次 6~7月 開催(計8回程度)
    検定試験7月下旬 なお試験会場は、学科試験は本学で受験可能、実技は外部試験会場となります。
  • インテリアコーディネーター検定 (通産大臣認定の資格)
    解説:インテリアコーディネーターはインテリアに関する幅広い商品知識を持ち、インテリア計画の作成や商品選択のアドバイスなどを行います。
    資格取得対策:受験希望学生について1~2年にインテリアデザイン担当の専任教員より個別指導が受けられます。
  • インテリア設計士
  • 商業施設士
    解説:商業施設・街づくりの構成・企画等を行う公的資格のスペシャリストである商業施設士の補助をすることができる資格です。
    資格取得対策:本学科インテリアデザインコースの科目を履修することにより商業施設士講習会(1日)を受けることが可能となります。
  • カラーコーディネーター検定
    解説:東京商工会議所が実施する色に関する知識や技能を問う検定試験である。1級から3級までの3段階に分かれており、1級は更に3分野に分かれている。資格取得対策:本学カリキュラムの「色彩学」1年次前期2単位を履修した後、「対策講座」を10~11月に8回程度開催します。 
    検定試験12月上旬 試験会場は本学です。
  • photoshopクリエーター(能力認定試験)
    解説:画像編集技術に関する知識を有し、Photoshopを駆使して提示されたテーマ・素材から仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定する。
    資格取得対策:2年次 10~11月 検定対策講座開催(計6回程度)します。
    検定試験:12月
  • Illustratorクリエーター(能力認定試験)
    解説:ドキュメントデザイン技術に関する知識を有し、Illustratorを駆使して、提示されたテーマ・素材から、仕様に従ってコンテンツを制作する能力を認定します。
    資格取得対策講座:2年次 10~11月 検定対策講座開催(計6回程度)します。
    検定試験:12月
  • Webクリエーター(能力認定試験)
    解説:Webクリエーターに必要とされる、Webサイト制作のデザイン能力およびWebページのコーディング能力を認定します。
    資格取得対策講座: 2年次 4~7月 WEBデザインⅠの授業で検定対策をおこないます(計15回)。
    検定試験:7月