専門化・多様化する医療の現場に対応し
さまざまな視点から看護をとらえ
確かな知識や技術を身につけた人材を
育成します。
看護学科では、
地域の病院や福祉施設との連携を通じて
豊富な臨床実習を実施しています。
地域が抱える問題点を実地で理解しながら、
地域社会で貢献できる
専門性と人間性を備えた看護師へ。
あなたの一生モノになる4年間が、
ここにはあります。
これまでの桐大は看護学科4年+別科助産専攻※1年の「計5年間で看護師+助産師」
それが……『4年間で看護師+助産師』に変わります!
これまでより1年早く社会に出て活躍することができます。
※2026年度以降学生募集停止
本学科では、看護師のほか、助産師(選抜制)の国家試験受験資格が4年間で取得できます。また、受胎調節実地指導員の資格も得られます。卒業後は、幅広い看護のスペシャリストとして病院や診療所、助産所のほか、産婦人科系のクリニックや産後ケア施設、保健センターなど活躍が期待されています。また、自分で助産所を開設することもできます。生命が誕生する瞬間に立ち会える助産師の仕事も視野に入れた将来設計が可能です。
助産師を目指すためには、看護4年制の大学や看護3年制の短大、看護専門学校を卒業し、看護師国家試験を受験。その後、助産師養成学校に入学し、助産師国家試験の合格を目指す必要があります。この場合、2回学校を受験しなくてはいけません。また、入学金などの負担が倍になります。本学の看護学科(4年制)では、最短で同時に2つの国家試験の合格を目指すことができ、経済的な負担が軽減できるなど大きなメリットがあります。
桐生大学 看護学科では、
幅広い知識と確かな技術をもつ、
対応力に優れた
看護師をめざす
保健師は、地域で暮らす赤ちゃんから高齢者まで、すべての人の健康を守るために活動する看護職です。看護師資格を基盤に、公衆衛生、産業保健、学校保健、法律などを学びます。5週間の実習は、健康教育や訪問指導を行う「実学実践」そのもの。
助産師は、妊娠・出産をサポートのほか、生活全般において妊婦と赤ちゃんの保健指導の役割を担います。
助産師養成課程では、生命倫理や母子の関係形成支援、ライフステージの健康支援についての学びに加え、分娩介助の臨地実習を経験することで、実践力を身につけます。
保健室の先生という呼ばれ方が定着している養護教諭は、子どもの健康と命を預かり育てる仕事です。免許状は4年次前期に養護実習を行い、大学の教職課程を履修すると教育委員会より付与されます。そして7月に実施される教員採用試験を受験します。
単に看護の技術を提供するだけでなく、医療チームを構成する一員としての研究的な能力や教養が求められるのが現代の看護師です。文献検索や情報収集、論文執筆など、現場での研究に必要なスキルを養成します。
また、外国籍の方が多いこの地域ならではのカリキュラムとして、第2外国語だけでなく第3外国語まで履修が可能。地域社会とのつながりが多い桐大ならではのカリキュラムはかなり特長的です。
本学が長年にわたり培ってきた地域連携により、近隣のさまざまな医療機関・福祉施設などで実習を行っています。少子化、高齢化など、地域が抱える問題を実地で理解し、看護師としてどのように活躍すべきかを考えながら学べます。
1年次から始まる学外実習では、授業で学んだ知識を実践することで、確かな技術を身につけていきます。実習先には教員が同行し、きめ細やかなフォローを行います。
◆早期体験実習(6~7月)
対象者の立場から観察することを通して医療・保健施設サービスについて理解します。
◆基礎看護学実習Ⅰ(11月)[約2週間]
学内演習で基礎的な看護技術を身につけ病院実習で学びます。
◆基礎看護学実習Ⅱ(1~2月)[約3週間]
実際の患者様の受け持ちをします。
◆地域高齢者支援実習(2月)[約1週間]
高齢者と交流し、日常生活の支援を学びます。
◆看護領域別実習(4~7月、9~10月)[各2週間]
小児、成人、母性、精神などそれぞれの領域で学びます。
◆公衆衛生看護学実習[保健師課程のみ](1~2月)[約5週間]
保健師になるために、主に保健所や保健所センターで学びます。
◆養護実習[養護教諭課程のみ](5~6月)[約3週間]
教員免許取得に向けて、教育と看護の学びをもとに、小中学校で学びます。
◆助産学実習[助産師課程のみ](6~8月)[約11週間]
分娩介助を中心とした助産学実習を学びます。
◆看護統合実習(8~9月)[約2週間]
これまで学んだ知識や技術を統合し、保健・医療・福祉チームの一員としての役割、看護専門職の役割、
および協働について学びます。
医療の現場では、多くの医療専門職がチームを組んで働きます。患者さんをはじめ、その家族と接する機会もたくさんあります。本学科では、コミュニケーション力の向上を重視した教育で「協働」の意識を身につけ、相手の気持ちを考えられる看護師を目指します。
患者役として、医師、看護師、DMAT(災害派遣医療チーム)などの様子に触れることで、人の連携がいかに大切かが分かります。この訓練では、現場がバタついた時など、患者さんは放置されると大きな不安を感じるということを身をもって体験することができます。
「寒くないですか」など、ちょっとした声がけが患者さんの不安を軽くします。気持ちに寄り添いながら冷静な判断ができる看護師を目指せます。
数名の学生に一人の教員がつく、少人数制の環境ならではのサポート。全員の合格を目指して、一人ひとりの学習の進捗、進路の希望などに応じた支援を行います。
看護師はもちろん、保健師、養護教諭を目指す学生のサポートにも力を入れています。
長期的な視野で学びを積み重ね、対策プログラムで総仕上げ!
国家試験に準じた形式の問題が定期試験に出題されるなど、普段から国家試験とのつながりを意識しながら学びます。
3年次の2月に集中的な学習プログラムを実施。不得意科目を再確認し、課題を見つけます。
4年次からは、学生3~6名に教員一人がついて学習の支援をします。一人ひとりの習熟度に合わせて、きめ細かな学習や生活の指導を行います。
地域の医療・保健・福祉施設などでの臨地実習をはじめ、学内外でのボランティアなどを通じて、さまざまな立場の方々と接し、多角的に将来を考えることができるのが本学科の魅力です。その上で、学生の希望や適性に応じた就職先が見つかるよう大学が全面的にサポートします。