住宅販売のインテリアコーディネーターや、設計事務所のデザイナー、また家具ショールームのアドバイザーには、デザインや販売の技術とともに「楽しさ」をカタチにする創造力が求められます。授業では、住居空間のデザインを基軸として、ショップや家具のデザインなど幅広く実践的なテーマに取り組みます。具体的には、CAD、パース、模型、製図などの多彩なカリキュラムから、工法や販売などの専門性だけでなく、「楽しさ」を伝えるためのプレゼンテーション力を養います。インテリアを「アート・デザイン」という独自の視点から捉え、社会で求められる人材を目指します。
現在自分自身が関わるインテリアを対象に製図表現などの基礎技術を学びます。さらに、そのプランを各自のテーマに応じリファインし、空間化を試み、提案力を養っていきます。
与えられた題材からテーマを設定し、そのテーマが成立するような空間を造形と光で表現します。「共感性」を持った空間表現の技術は、将来、クライアントの「こんなイメージ」という要望に対して答えていくことができるでしょう。
勤務先:パナソニックホームズ北関東株式会社
卒業生のK.Y.さんは、パナソニックホームズ北関東株式会社でインテリア設計を担当。
「家づくりについての知識を日々アップデートしながらお客様のライフスタイルに最適なインテリアを提案しています。お客様の想いをカタチにして「ありがとう」の感謝の言葉をいただくことがやりがいにつながります。理想の仕事に就けたのは、就活時からサポートしてくださった先生方のおかげです。」
勤務先:中学校美術教師
2年次の教育実習を機に、芸術分野と子どもとの関わりを結びつける、教師の魅力に気づいたA.K.さん。
「在学中は芸術の基礎を学び、美術教育のスキルを身につけ、都内の大学に3年次編入しました。現在は地元の学校で学級担任と美術の授業で充実した時間を過ごしています。」